【行程とコースタイム】※コースタイムは実歩行に基づく(休憩除く)
(1日目)JR塩山駅=(バス/1時間)=新地平−(1時間30分)−林道終点−(50分)−雁峠−(10分)−荒川・多摩川分水嶺−(5分)−笠取山西−(20分)−笠取山西山頂−(15分)−笠取山西−(5分)−分水嶺−(10分)−笠取小屋
(2日目)笠取小屋−(10分)−雁峠分岐−(10分)−笠取山西−(10分)−水干−(20分)−笠取山東山頂−(5分)−笠取山西山頂−(15分)−笠取山西−(5分)−分水嶺−(10分)−雁峠−(35分)−燕山−(50分)−古礼山−(45分)−水晶山−(30分)−雁坂峠−(30分)−雁坂嶺−(40分)−雁坂峠−(15分)−雁坂小屋
(3日目)雁坂小屋−(20分)−雁坂峠−(1時間20分)−登山道終点−(40分)−林道終点−(10分)−国道140号線に出る−(10分)−感謝館−(15分)−バス乗車=(バス/15分)=みとみ笛吹の湯=(40分)=JR塩山駅
【山歩き日記】
5月3日(月)(1日目)
9:55 JR塩山駅着
10:10 JR塩山駅発
西沢渓谷行きのバスに乗車。天気の良いGWであるため、観光客多数。
沿道はまだまだ桜が散らずに残っている。山が近づくにつれ、桜は満開をまだ保っている。
11:10 新地平着
ここで下車したのは俺の他1人。1人でゆっくり静かに歩きたかったので、彼が発つのを待って遅れて出発することに。バスを下車したところから1,2分戻ったところに公衆トイレあり。
11:20 新地平発
バスの進行方向に1分ほどで右手に登山口。ここは亀田林業の作業用林道。しばらくは舗装された道。沿道の桜を楽しみながらたらたら歩く。
11:30 ゲート
ここからもトラックが通れるほどの整備された道。砂利と小石の林道。作業道であるため、あちこちに広い分岐有。
広川沿いを歩くうちに少しずつ小石が石に変わっていく。途中10分程度休憩。川の流れる音と涼風が心地よい。
13:00 沢を渡る。ここで林道終点。ここから10分の間に3回沢を渡る。3回目の渡渉で本格的な静かな山道となる。石の上より土の上のほうがもちろん歩きやすい。その後も小さな沢を渡りながら沢沿いの登山道を歩く。
急登の直前で10分の休憩。沢を離れて急な登り坂。やがて1本の木の向こうに開けた丘が見える。あの木の向こうには何があるのだろう・・・?⇒
14:00 雁峠
「がんとうげ」と読むらしい。広い休憩所。大きなベンチが5つ。甲武信岳から縦走してきたという老人が1人休むのみ。天気良好。しかし風強し。しばらく休憩(〜14:25)。
峠からちょっと歩くと無人の雁峠小屋(↓画像左)。正面には笠取山(↓画像右)がそびえる。

14:35 荒川・多摩川分水嶺14:40 笠取山西
山頂西側の平坦地。水干との分岐となっている。ここから一つ丘を越え、そして山頂への急な登り。思えばここに荷物をデポ(残置)して置けばよかった・・・。
15:00 笠取山西山頂
笠取山は山梨百名山の西山頂と標高点のある東山頂がある。明日も歩くため、今日は広い西山頂で休憩(〜15:15)。
15:30 笠取山西
15:35 分水嶺
ここから2,3分で雁峠分岐。平らな道を歩くと小屋が見えてくる。
15:45 笠取小屋
幕営料500円。手続きを済ませてテントを張り、ビール(500円/350ml)で山旅の疲れを癒す。
テントサイトは広い。小屋の裏の森林の中。草や枯葉の平らなテントサイト。草と枯葉がいっぱいの平らなテントサイトだから、テントの中に寝っころがるとふっかふか。水場までは2分ほど。
17:10 夕食
いつもの網焼きステーキ。今回はこの切り株(↓)が我がテーブル。

5月4日(火)(2日目)
夜中に寒さと動物の鳴き声で何度か目が覚める。「キャーン」だか「ケーン」だぁ・・・何の動物だろう。。。
あとで小屋のスタッフに聞くと鹿だと。この辺りは鹿が小屋や人里にまで下りてくることが多いとのこと。
5:15 起床
明るくなって、テント内の温度が上がった頃、目が覚める。曇り空。うっすら日がさしている。
6:50 笠取小屋出発
7:00 雁峠分岐
7:10 笠取山西
今日はここに荷物をデポして水干を経由して山頂にあがる。すぐにきれいな作ったばかりと見えるベンチが一つ。実に静かななだらかな道を歩く。
7:20 水干
多摩川の源流がここにある・・・らしいがここは枯れていて水源は見られない。少し下ると、多摩川最初の一滴が見られるというが、いいや。ここから多摩川まで138kmの水の長旅が始まる原点である。
水干からすこしゆるやかに、すぐにちょっとした急登。
7:40 笠取山東山頂
岩だらけの狭い山頂。こっちが標高点のある山頂。写真撮影などをしてすぐに後続のハイカーに山頂をゆずる(滞在2分程度)。
7:45 笠取山西山頂
すぐに西山頂に到着。こっちは広いが、朝は登山客がいっぱい。煙草を一服。3,4分程度の滞在で急斜面を下る。
8:00 笠取山西
デポした荷物をピックアップしてすぐに歩き始める。
8:05 分水嶺
そのまま通過。
8:15 雁峠
ここで休憩(〜8:25)。ここから燕山の急な登り。じりじりと朝の太陽が背中から照りつける。
9:00 燕山(つばくろやま)
休憩(〜9:10)。さらに高度を上げる北面はやや雪が残る。雪のトラバース。
9:55 古礼山と巻き道との分岐
山頂まで0.3kmとある。小さいけど山頂に上がってみる。3,4分で平らなところ。ベンチがある。ここが山頂か!?よく見るとちょっと先に山頂らしき標識と人影が木々の間から見え隠れする。もう少し進んでみる。
10:00 古礼山山頂
休憩(〜10:10)。写真撮影をして、反対側から来たというグループにこの先の道の様子を聞いてみる。少し雪が残ってるが、歩行に支障はないとのこと。
所々雪のアップダウンを繰り返す。アイゼンをつけるほどではない。
10:55 水晶山山頂
ベンチがあり、休憩にはちょうど良い(〜11:10)。他に誰もいない。静かな山頂。
ここから雪の下り。雪が軟らかくなっているから、ズボッと踏み込んでしまうと膝ぐらいの雪の深さはある。
11:30 雁坂小屋と雁坂峠の分岐
直進して雁坂峠、右折の下りが雁坂小屋。雁坂峠を目指す。
11:40 雁坂峠
日本三大峠の一つ、雁坂峠。三年ぶり二度目の訪問。人がいっぱい。ベンチはすでに満員。天気も良い。写真撮影と煙草、水分・食料の補給でしばらく休憩(〜12:20)。
時間も早いし、あとは小屋に下りるだけだから雁坂嶺に上がってみる。最後の登りに雪。雁坂峠に荷物を置いてきたから、足取りは軽い。さくさく歩く。途中、視界が開ける。眺望良し。気持ちが良い。
12:50 雁坂嶺
5分の滞在で雁坂峠に戻る。
12:15 雁坂峠
再び峠に戻る。さっきまであんだけ人がいっぱいいたのに、いるのは上半身裸で昼寝をする外国人一人。外人てなんで色んなところで脱ぐんだろう・・・(笑) この時間だから、さっきまでいた人たちは広瀬へ下山したか、笠取方面へ縦走したんだろう・・・。俺はあとは小屋に下りてビール飲むだけ。
12:30 雁坂峠出発
峠から北面を下る。雪多し。雪の下りはちょっと苦手。静かな雪の登山道。やはり深いところで膝ぐらいまで。一部凍結あり。凍結したトラバース道はアイゼンはつけていないから、恐る恐るといった感じで歩く。
12:45 雁坂小屋到着
小屋は古い感じの建物。テントサイトは小屋の脇をすり抜け、小屋の裏手にある。それほど広くはない。一番乗りだから、一番いい場所を確保できた。水場は小屋の目の前にじゃばじゃばでている。
幕営手続き(500円)を済ませ、ビール(500円/350ml)を購入。冷やされていないが、水で5分ほど冷やして小屋裏のベンチでラジオを聴きながら旅の疲れを癒す。
翌日のルートについて小屋のオヤジに状況を聞いてみる。予定していた川又へ下るルートは雪が深いとのこと。小屋からの下山ルートは次の3つ。
(1) 突出峠(つんだしとうげ)を経て川又へ
予定していたルートだが、地蔵岩までの雪が深く、朝は凍結している恐れありとのこと。
(2) 黒岩尾根を下って川又へ
下山したところから川又まで5kmの車道歩き・・・長いなぁ
(3) 一旦雁坂峠へ上がり、沢伝いに広瀬へ
3年前にも歩いたルートだから、安心ちゃ安心
出発時に決定しよう
17:00 夕食
今日は牛ホルモン丼。真空パックの牛ホルモンを湯せんで温めてわかめご飯の上に乗せる。牛ホルモンの程よい辛味とわかめご飯の塩味で旨し。
5月5日(水)(3日目)
翌日のルートについて不安があったのだろう・・・。なかなか寝付けない夜を過ごす。何度も起き上がり、外に煙草を吸いに出たり、ヘッドライトを点けて手持ちの文庫本を読んだりしながら、どんどん夜が更けていく。
5:30 起床
やはり明るくなってからの起床。朝も晩ものんびり過ごせるというのも一人山旅の醍醐味。
7:00 雁坂小屋出発
色んな情報を吟味して、結局雁坂峠経由で沢伝いに広瀬へ下ることにした。3年前にも歩いたルートだからやはり安心。
雪の斜面を雁坂峠へ向けて登る。雪に足をとられながら斜面を登っていく。
7:20 雁坂峠
15分ほど休憩(〜7:35)して出発。コースタイムにして2時間半。以前歩いたときも2時間かからず下れたからのんびりいくとしよう。
遠くに沢の音を聞きながら急斜面をジグザグに下る。やがて沢音が大きくなり、「ザーッ」の音以外に色んな水音が聞こえてくる。沢が近い。
8:10 沢に出る
5分ほど沢音と鳥のさえずりを聞く(〜8:15)。
沢を渡り、高巻きに歩くため沢音も一旦遠ざかる。2分ほど折り返し、また沢に近づく。ここより沢沿いにゆるやかに下る。一部崩壊箇所有。
8:40 広い川原に出る
ここで桟橋を渡る。3本の細い丸太を組んだだけの桟橋だ。渡る前に一休み(〜8:55)。またこの辺りまで下ってくるとつぼみや新芽が見られる。
桟橋を注意しながら渡り、やはり沢沿いに歩く。何度か沢から離れてはまた近づき、細い沢を渡る。
9:20 登山道終了
ここより舗装された林道を歩く。
鹿発見!こんなところにまで鹿も下りて来ている!撮影しようとデジカメを取り出そうとケースのジッパーを開ける。その音にヤツは気づき、逃げてしまう・・・残念。
10:00 一旦林をくぐり林道終点
釣堀場のあるキャンプ地脇に出る。
10:10 国道140号
しばらく歩くと「感謝館 きのこ汁無料サービス 300m先」とある。ちょっと寄ってみようか。
10:20 感謝館
きのこ汁無料サービスを受ける。長野のきのこを売る大型アンテナショップといったところか。おばちゃんと話をしながら、色々話をして10:45までのんびり休憩を取らせてもらう。ついでに漬物や松茸汁の試食までさせてもらっちゃった♪ぜーんぶプライスレス!
おばちゃんにお礼をいい、さらに国道を歩いてみる。気づくと入山口のすぐ脇だった。
11:30 バス乗車
11:45 みとみ笛吹の湯
入浴料500円を支払い、温泉で山旅の疲れを癒す。ここではアルコール類は禁止。塩山駅までもうちょっと我慢しよう。M大学の山岳部(?)の若い連中がたくさんいて、大賑わい。
13:09 バス乗車
てか、でかいザック背負ったままバスに乗るなよ!!ザックは前に抱えて乗車するのがマナーだろ!!M大の諸君!!
13:50 JR塩山駅着
駅の窓口で各駅停車の発車時刻を調べて。腹ごしらえとビール探し。
駅前の売店兼食道「菊よし」でビールと馬刺し、馬もつとほうとうを食す。ん〜・・・旨い!
15:08 高尾行き普通列車に乗車
特急はすべて満席の表示だったのに、各駅停車は座れた。
2010年GWの山旅&温泉と旨いもの探しの旅、おしまい。













途中「三ツ峠入口」バス停があるが、ここからは車道歩きが1時間。その先の「三ツ峠登山口」からの入山がベスト。




大きな自然石に梵字で大日如来を意味するアークという文字が刻まれている。






